たけのこ山、物見遊山

鈴原希実さんが大好きです。語ります。

鈴原希実さん デビュー1年目の軌跡~キラキラを集めて一番星へ~

こんにちは。たけのこ山です。

5/12、Liella!2期生キャストが発表されて
から1周年のタイミングとなります。

今となっては鈴原希実さんを推している私
ですが、当初は少し気になるくらいの存在
でした。
それでもLiella!の活動を追う中で彼女に
どんどん心を奪われていき、気づいたらその
魅力の沼に頭の天辺までどっぷり浸かって
いったように思えます。

目まぐるしい1年間をきな子ちゃんと共に
駆け抜けてきた鈴原希実さん。

初生放送、ファンミ
TVアニメ2期、リリースイベント
3rdライブツアー

各ポイントで彼女が拾い集めた"キラキラ"
見ながらその軌跡を改めて辿ることで、
彼女の魅力を再発見したいと思い、
このテーマでブログを書くことにしました。

注目して捉えていきたいのは、
成長意識の変化

ただ内容が発散し過ぎるので
ライブパフォーマンスに関しては
今回触れません。

点と点を結んで彼女が歩んできた道を線と
して思い描き、その延長線上にある未来
想像していきたいと思います。

 

Phase1 キャスト発表~TVアニメ2期放送前


2022/5/12 
Liella!2期生のキャラクター発表から少し
遅れて公開されたキャスト情報。

元々きな子ちゃんを推そうかなとぼんやり
考えていた私にとって、
きな子ちゃんそのものだ~!
ほんわかしてる~!

というのがアーティスト写真で見た鈴原さん
の第一印象。
ちょこんと佇む立ち姿からは後輩らしい
フレッシュな可愛らしさが感じ取れます。

2022/6/8

Liella!生放送~9人だよ!全員集合!~

まず注目したいのは、
この生放送に対する鈴原さんの姿勢

晴れてカメラの前に姿を現した2期生
4人が、カメラに向かって手を振り、
お辞儀をする流れ。ここで鈴原さんは
手を振るのに夢中でお辞儀が少し遅れて
しまうんですね。
ツイート通り、ワクワクが抑えられない
様子が伝わる好きな場面です。

表情は今と比べれば少しぎこちない所が
あったかもしれません。
それでも目はとんでもなくキラキラさせて、
常に穏やかな笑顔を携えているんです。

そして何より"好き"を語る時、
彼女の笑顔は花開きます。

きな子ちゃんの紹介
ラブライブ!に出会ったきっかけ

それまで静かに胸の前で手を合わせていた所
から一転、手を振り振りしながら声のトーン
を上げて話す姿は、
まさにラブライブ!が大好きな等身大の
女の子

そう女の子です。
この時点の彼女は、
まだアイドルになりかけの状態
であると、私は捉えます。

また生放送では一般公募オーディションの
話も触れられていますが、
その中で私が感情をぐちゃぐちゃにされた
場面が一つあります。

オーディション会場で伊達さんとすれ違って
いた鈴原さん。

通り過ぎた時に、一人だけめちゃめちゃ
キラキラした笑顔だったんですね。

あの子が絶対受かるんだと思って、
私は一体どういたらいいんだろうと思って。

だから伊達さんが決まった時に、
やっぱりあの子だと思った

こうして伊達さん、さゆちゃん、さゆ
とこの場に立てているのが嬉しいです

私はこの場面がすごく好きで、
鈴原さんに惹かれたきっかけとも言えます。


呼び方が少しずつ変わる所。

ここに鈴原さんがオーディションから
デビューまでに歩んできた中で抱いた
幾重にも重なる複雑な感情
伊達さんとの関係性、それら全ての
バックボーンが凝縮されているのでは
ないか。
少し泣きそうになるのをこらえながら、
伊達さんの目を見据える彼女の姿から、
私はそう感じずにはいられないです。

"キラキラした特別な存在になりたい"
3rdライブ埼玉公演Day2で彼女が伝えて
くれた秘めたる想い。

本来、"キラキラした特別な存在"とは
彼女にとっての憧れ。
しかしながら、オーディションで出会った
"伊達さゆり"さんは、彼女の前に""として
立ちはだかる眩い存在。
つまりオーディション時の鈴原さんにとって
"伊達さん"だったんですよね。



オーディションの話をする鈴原さんは、
まるで昔を懐かしむようで楽しげな様子。

ではなく、後輩として追いかける対象
なったことで"さゆちゃん"呼びまで辿り着く
ことができたのではないでしょうか。

これ以降は"さゆ"と呼びたいと度々話して
いましたね。
その辺はまた別のPhaseにて触れていきます。

結局何が言いたいのかと言うと。

伊達さん、さゆちゃん、さゆ」は、
過去からの脱出、現在、未来への願望
彼女の中でフラッシュバックした結果
発せられた言葉ではないかということです。
それだけデビュー前に過ごした彼女の日々
は濃密なものであったと思われますし、
先の未来へ向けて希望が満ち溢れて
いるんです。

一番好きなことができるんだから
本当に頑張ろうって思いました
(Liella!生放送~9人だよ!全員集合!~)

この時、彼女が見つけた"キラキラ"は
好きを貫く覚悟

好きを原動力にして、Liella!としての
一歩目を踏み出します。

ライブ&ファンミーティングツアー
6/11,12 大阪公演

6/19,20 東京公演
6/25,26 名古屋公演

生放送から息をつく間もなく、今度は
ファンの前で
立つ初ステージを向かえた
鈴原さん。
一期生の呼び掛けで登壇した際には、
緊張した面持ちでありながらも
喜びを嚙みしめながら客席に手を振る
姿が見て取れます。


この時、彼女が抱いていた想いについて
リエラジでも語られています。

(舞台袖で)どうしよどうしよってなるけど、
もうすぐいかないといけないし、
頭がわーとなった。

みなさんのキラキラを見たら、
更に今度は感動が
プラスされてしまって。
緊張と感動とよく分からないことになって、
めちゃくちゃ頭が真っ白になりかけて、
挨拶の時にちょっと詰まってしまった
んですね。

それはキラキラに感動しすぎてちょっと
涙ぐんでしまって、
でもその後ちゃんと
喋れたから良かった。

(リエラジ第72回)

BD特典映像ではこの挨拶の所は残って
いませんが、その後のトークパートでは
初めてとは思えないほど自然体で、
終始柔らかい笑顔をされています。
ステージに立つ前は緊張すると毎度こぼして
いる鈴原さんですが、ファンの力を源に
して瞬時に楽しいモードに切り替わる所は、
この頃から健在なんですよね。

そしてファンミの見どころと言えば、
各コーナーで魅せてくれたとびっきり
可愛らしい姿の数々。

大阪:好きになってもかまへん?
東京:可愛いね~と言われた時の反応、
   ぶりっこポーズ
名古屋:ホトトギス川柳、壁ドンセリフ

BD特典映像で見れるものとしては
こんな所でしょうか。


この中で私がピックアップしたいのは、
ぶりっこポーズ

お題が出た時、鈴原さんは口に手を当て
ながら顔を横に向けて、どうしよ~という
素振りを見せます。
しかしながら、順番が回ってきた彼女が
繰り出してきた"ぶりっこ"は、
とんでもなく練り上げられた純度100%の
アイドルムーブ。
その口から放たれるのは魔法の言葉。

「ふゆっ?」

ステージ上にいるえもりんすらも吹っ飛ばす
威力を持つこの一撃は、もはや会場全体を
震撼させるマップ兵器。
そして何より、恥じらいが抑えられていない
所が凄く良いんですよね。

他のコーナーでも照れながら、しっとりと
した表情
健気に頑張る姿を見ることが
でき、彼女が持つ魅力が早くも発揮されて
いたように思います。

また、この頃からTwitterでも"あざとい"
言える写真や動画の投稿も増えていきました。

東京公演後には、~ぴょんぴょんを添えて~
動画を出したり。
名古屋公演後には、がお~ポーズの自撮りを
載せたり。

改めてツイートを辿ってみると、どんどんと
表情も明るく良くなっていくのを感じます。
公演を重ねて直接ファンと触れ合っていく
中で、これだ!と思った自分の魅力を少し
ずつ見つけ彼女なりに拡張し発信しようと
していたのかもしれません。


この時、彼女が見つけた"キラキラ"は
自分らしさ

ファンへの感謝と愛を強め、
TVアニメ放送開始を
向かえます。

Phase.2 TVアニメ2期放送開始~リリイベ前


TVアニメ2期が放送されていた間は、
Liella!生放送、振り返り上映会への出演で
とにかく場数を踏んでいた時期かと思います。

7/31 Liella!生放送~TVアニメ2期放送開始記念!
   夏もみんなでスーパースタート!!~
8/12 みんなで振り返り上映会☆☆第1回
9/9   みんなで振り返り上映会☆☆第2回
9/16 Liella!生放送~今夜はみんなでお祭りだ!~

リリースイベント前としては、他にも出演
しているものがあると思いますが、
今回はこの4つに触れていきたいと思います。

ここで注目しておきたいのは、
トーク力のステップアップ
特に7/31,9/16の生放送を見比べた時の
成長具合が凄まじいんです。
番組を見返していて私も驚愕しました。

7/31の生放送では、トークの流れに上手く
乗れず自分を出し切れていない印象が若干
ありますが、一生懸命で健気な姿からは、
つい見守りたくなる引力が働きます。
ファンミやリエラジへの出演で経験値を
得ているとはいえ、生放送出演としては
まだ2回目。
3rdライブ開催という重大発表を控えていた
こともあり、緊張を抑えきれなかった所が
あったのかもしれません。

その一方、9/16の生放送は告知ツイートや
冒頭の挨拶で、"思いっきりはしゃぎたい"
と話している鈴原さん。
実際、身振り手振りがかなり増えていて、
今ではよく見る"指差し"もこの放送から
繰り出されています。
表情も豊かで朗らかになった印象があり、
特に口角の上がりっぷりは7/31の放送とは
段違いなんです。

トークの合間を狙って自分から発言する場面
も多く見られ、
敬語もすっかり抜けて口調は
だいぶ砕けています。

ぺいちゃんに対して「先輩先輩」と小ボケを
かます場面もあったり、メンバーとの仲を
しっかり深めている様子。

彼女自身が楽しみながらトークに参加する姿
に成長を感じます。

そして、これらの生放送の間に開催された
振り返り上映会。
第1回では、TVアニメに対する強い思いが
語られました。

TVアニメにすごく思い入れが個人的に
強くて、初めてちゃんとLiella!としての
お仕事だったので、不安な気持ちも正直
あったんですけど、きな子ちゃんの想い
を伝えられるように頑張ろうと思って、
一生懸命1話1話すごく思いを込めた
つもりです。みなさんにその気持ちが
伝わっていたら嬉しいです。


みなさんのことが大好きだよ
(振り返り上映会 第1回)

目に涙を溜めながら、一言ずつ思いを
吐き出す鈴原さん。
最後には決めポーズをして終わりたいと
いうことで、
指ハート&ウインクを添えてファンへの
"大好き"を可愛らしく伝えてくれました。

実は、この前後にある生放送でも最後に
一人ずつ名乗る所で鈴原さんはしっかり
決めポーズをして終わっています。

ファンの温かさを受けたことで、不安
気持ちが少しほぐされて安心へと変わり、
となって流れていったのかもしれません。

この時、彼女が見つけた"キラキラ"は
大好きを伝える愛情表現

感謝の想いを募らせていた彼女なりに、
そのお返しとしてを分かりやすい形で
体現してくれているのでは
ないかと
考えます。

続く第2回では、TVアニメで9人のLiella!が
揃った喜び、リリイベに対する意気込みを
語ってくれています。

第6話、9人が全員揃う回をみんなで
見られたことが嬉しかったです。

リリイベに向けてみんなで一生懸命
頑張っている姿
とも重なって、
TVアニメが私達とリンクしているんだな
と改めて感じることができて。

第6話の皆が揃っている姿を見れたこと
で、リリイベに対する期待も更に高まった
んじゃないかなと感じているので、
みなさんが下さった期待を超えられる
パフォーマンスができるように精一杯
頑張っていきたい。
(振り返り上映会 第2回)

9人のLiella!になることに対して
当時の彼女が抱いていた想いは、
別の場所でこう語られています。

まだあまり、Liella!のメンバーだという
実感は強くなくて

でも、東京のファンミの時、最後に言う
"以上、Liella!でした!"という言葉を
初めてうまく言えた気がしたんです。


なんだかようやく仲間に入れたような気がして。

そういう経験を積み重ねて、
Liella!のメンバーとして堂々とステージに
立てるよう
になれればいいなと思っています。
(LoveLive!Days Vol.30 インタビュー)

ファンミのステージでLiella!の仲間となった
実感を手にし始めたものの、その感触は
いまだ朧気な様子です。


ライブパフォーマンスを披露することで、
本当の意味で9人のLiella!となる。


鈴原さんの中には、もしかしたらこんな
気持ちもあったのかもしれません。


振り返り上映会で見たきな子ちゃんの
頑張る姿に、今の自分が重なった感覚は、
そんな挑戦に向けた弾みとなったこと
でしょう。

今度は自分の番であるとリリイベに
向けて決意を固めていたのではないか
と考えます。

Phase.3 リリイベ~3rdライブ前


9/21 TVアニメ2期OP&EDリリースイベント

やはり注目すべきは"私のSymphony"
元々はLiella!一期生5人が歌うこの楽曲。

そこで鈴原さん&きな子ちゃんが主に
担当したのは、
先輩である伊達さん&かのんちゃんの
パートでした。

「宝物見つけた子供のように」
希望に満ち溢れた無邪気な笑顔で彼方

見上げながら高らかに歌い出す鈴原さん。

「ちっぽけな昨日までの私じゃない」
未来を見据えるまっすぐな眼差しで
荒々しくも力強く落ちサビを歌い上げる
鈴原さん。

そしてラスト、やりきったぞと言わん
ばかりの表情で強く拳握りしめる姿は
今でも憶えています。

彼女がどんな想いでこの楽曲に向き
合っていたのか。
MCだけでなく生放送、インタビュー、
リエラジ、様々な媒体でも語られて
います。


難しい曲の入りを完璧にこなしている
伊達さんを見て、もしも自分があの立場
になったらできていたのかな

あとから入ることもあるし、やっぱり
1期生には勝てないのかな
と思ってしまいます。

(LoveLive!Days Vol.30 インタビュー
タイミング的にはリリイベ前)


「私だったら歌えていなかったな」
ずっと思っていたフレーズを今回歌うことに
なって、歌割りを見た時にすごく驚きました

あんなに練習したのにステージに立ったら
飛んでいきそうになっちゃって。

でもそれができたということが、今回の
リリイベの大きな収穫であり成功体験
なったなと感じました。

(LoveLive!Days Liella!スペシャ
2023 winter インタビュー)


(始まりはみんなの空リリイベを
現地観覧して)
初めてのパフォーマンスなのに、
あれだけパフォーマンスしているのを見て、
この中に入っていって、やっていける
だろうか
・・・って落ち込むことが
あったんです。
とくに"私のSymphony"のさゆちゃんを観て、
同じ一般公募なのに、えらい差があって
遠く感じて

でもきょう"私のSymphony"のさゆちゃん
パートをやらせて頂いて、
ダメかなと感じていた自分を超えられた
気がして嬉しい
です。
(総合ニュースサイト Edge Line レポート)

鈴原さんから見た伊達さんとの関係性に
ついて、Phase1で
追いかける対象"さゆちゃん"と捉えました。

 

この辺りの時期、まだまだ"さゆちゃん"
呼びがメインではあるのですが、
少しずつ"さゆ"呼びを試みている所
も垣間見えるんですよね。


自分にはできないかもと感じていたことを
達成したことで、"さゆちゃん"の背中を
捉えることができた鈴原さん。
お互いのことを知って親睦を深めると共に、

並び立つ仲間として自信を身に着け始めた
ことが呼び方からも伺うことができます。

リリイベを経て、劣等感のようなものを
乗り超えた先に彼女が感じていたものは
何なのか。

実際にライブをやると本当に楽しくて。
踊りながらだと自然と笑顔になれるし、
きな子ちゃんとしてステージに立てること
心から嬉しく幸せな時間でした。

歌って踊ることが昔から好きだったので、
やっとそれができる、みなさんに見て
もらえるという喜びも大きかったですね。

(LoveLive!Days Liella!スペシャ
2023 winter インタビュー)

この時、彼女が見つけた"キラキラ"は
歌って踊ることの喜び

女の子というベールを脱ぎ捨て、
ステージで輝くアイドルへと変身を
遂げます。

10/9 Liella!生放送
    〜TVアニメ2期完走記念 拡大SP〜

11/25 Liella!生放送
   〜3rdライブツアー直前SP!

   準備はいいかな いますぐ Start up!〜

ここからはTVアニメ2期完走、3rdライブに
向けた準備期間へと突入します。

始めは不安だらけで受け入れてもらえるか
どういう反応して下さるのか全く分からない
状況だったので、
第1話を二期生みんなで
見た時も緊張と不安で涙を流していた。

話が進むに連れて楽しくなってきて、
メンバーの成長をもっと
見守りたい、
一緒に成長したい
気持ちがどんどん強く
なっていて、
今日12話が終わる時にもう
終わっちゃうのかと思って、
寂しい気持ち
になった。

TVアニメ三期、新メンバー募集発表が
あって、
まだまだ続いていくんだなって、
皆さんにお伝えできたのが嬉し
かったし、
私たちも覚悟を持って進んでいきたいと
思いました。
(Liella!生放送
〜TVアニメ2期完走記念 拡大SP〜)

今回9人で初めてのライブツアーで、
リリイベから
成長した姿をお見せしたい
いう思いはもちろん、
個人的には私が
緊張しいで、みなさんに大丈夫かなって
思わせてしまってると思うので、
心配いらないぞって、
カッコいいきな子
ちゃんをお見せできるように
頑張りたい
と思っています。

(Liella!生放送〜3rdライブツアー直前SP!
準備はいいかな いますぐ Start up!〜)

この時期、鈴原さんからは"成長"という
言葉が多く見受けられます。

しかし、この2つの生放送ではすでに
彼女の成長が見られる部分もあるんです。
注目ポイントは、感情表情の進化
なります。

まずは、手数が増えた身振り手振り

お便りを読んだ後、一同で
"ありがとうございました"と言う際には、
ほぼ毎回カメラに向かって手を
振っている様子が見られるようになります。
控えめに、時にブンブンと手を振る姿は、
まるで、"ありがとう"を画面を飛び越えて
届けたいと言わんばかり。

それだけじゃありません。

他のメンバーが話している時のリアクション
も大きくなり、非常に前のめりでトーク
参加している姿が見て取れるんです。
ハートマークを飛ばしてくれるようになった
のもこの辺りの生放送からではないかと。

鈴原希実さんが送ってくれるハートマーク
心臓の脈動が一瞬止まる感覚を味わう程に
大好きです。

そして、笑顔の質もワンランク上がって
いるように個人的には感じています。
もちろん可愛らしい笑顔はずっと
変わらないのですが、朗らかな笑顔から
無邪気で天真爛漫さを思わせる笑顔
変貌を遂げているんです。

身振り手振りと合わさって、もはや最強。

それまでは、どこか一歩下がっている
印象があった鈴原さんですが、
もう感情が溢れんばかりです。

この時、彼女が見つけた"キラキラ"は
想いを届けるメソッド

後に3rdライブツアーで発揮される嵐の
如く
ファンサの片鱗が見え隠れしています。

私は5人のパフォーマンスを見ていた
期間が長かったので、先輩たち以上に
9人のLiella!
がしっくりこなかったんです。
リリイベのアーカイブを見たりすることで
ようやく
「自分もLiella!って言ってもいいのかな」
と思えることが増えてきました。
(LoveLive!Days Liella!スペシャ
2023 winter インタビュー)

実は、Liella!メンバーとしての実感を強め
ながらもいまだ掴み切れていない様子が
見て取れます。

その行く末が、3rdライブツアーでの
注目ポイント。

リリイベでようやくライブパフォーマンスを
披露し、結束を固めた9人のLiella!キャスト。
しかし、TVアニメのLiella!は更にその先に
到達しているんです。

3rdライブツアーという次の挑戦に向けて、
きな子ちゃんの歩みを追体験することに
なります。

Phase4 3rdライブ開幕~千秋楽


Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~
12/3,4   宮城公演
12/10,11  愛知公演
1/7,8  千葉公演
1/13,14 北海道公演
1/21,22 大阪公演
1/28,29 東京公演

東京公演までの所で見られた成長として、
存在感の確立があります。

歌もダンスも納得できていないことが多い
んですが、表情ファンの皆さんへの愛
足りない部分を埋めていけたらと思います」
皆さんに愛を伝えるのは得意なのかな
と思えたので、その部分は磨いていきたい
ですね。
(スポーツ報知
ラブライブ!スーパースター!! 特別号)

個性豊かなメンバーが勢揃いなLiella!の中
で、彼女が研ぎ澄ました武器。
それが縦横無尽に愛を爆散させる
ファンサービスです。

毎回、全力で!!!
みんなにありがとうと大好きを届けたいっ!
思ってパフォーマンスしています。
(鈴原希実 公式Instagram
愛知Day2終演後の投稿より)

Liella!の中で唯一無二のポジションを
掌握したと言えるでしょう。
ファンサの力で彼女の次元はまた一つ
押し上げられました。

Liella!メンバーとしての意識は、
どう変化したのか。
MCやインスタ投稿の言葉から追ってみます。

『Liella!』1期生の5人が歌っている曲を9人
で歌う
ので、その中に入っていいのかなって
気持ちが
あったんです。
でも、きょう2日目で『Day1』を披露させて
頂いた
ときに『Liella!』の一員になれたの
かな
って。
みなさんが盛り上がってくれたり、
ロッコ
みなさんの笑顔を近くで
見ていて、
私もここに
いていいんだなって思えて
(総合ニュースサイト Edge Line レポート)

ファンミーティングツアーのときは
「私は本当にここに居ても良いのだろうか。
Liella!って胸を張って言えるのだろうか」と
いう
葛藤が常に胸に纏わりついていて、
不安な気持ちが強くて…。正直その感情は
ずっと心の何処かにあります。

でも、大阪公演Day1で。
りーちゃんのMCで。
みなさんのあの問いかけにあんなに大きな
拍手を
してくださったのを見て、
少し和らいだ感じがして。
緊張の糸が少し解けた感じがしたんです。
(鈴原希実 公式Instagram
大阪Day2終演後の投稿より)


たくさんの"キラキラ"を手に入れ、
成長を
重ねていた中でも不安との闘いが
ずっと
続いていたのですね。
でもその闘いは、3rdライブツアーで
一旦終わりを迎えることができました。

兆しを照らしてくれたのは、
ロッコで間近に見たファンの笑顔。

終止符を打ってくれたのは、
大阪公演での万雷の拍手。

大阪公演で涙を流し、握り締めていた
あの両手の中には、解かれた糸を決して

離さないという願いが込められていた
のでは、
そう今となっては考えてしまいます。

この時、彼女が見つけた"キラキラ"は
自分がLiella!メンバーで
ある確かな実感


そして、東京公演でのMC

過去の自分とサヨナラできた、その実感を
強く手に握りしめて、ベルーナドーム公演
に向けた熱い想いを伝えてくれました。


(東京公演Day2 ラストMCについて)
あれは過去の鈴原の気持ちで、
今生きていたく
ないと思うことは
絶対にないということを
はっきりと
お伝えしたかったです。

それとなんであの場であの話をしたか
というと、
あの日、
笑顔が苦手な自分と完全にサヨナラできた
と思ったから。

(鈴原希実 公式Instagram
東京Day2終演後の投稿より)

ここで取り上げたいキーワードは"笑顔"

鈴原希実さんの笑顔が放つ不思議な魔力
ここで少しその魅力について触れさせて
下さい。

まずは、ここまで見てきた鈴原さんの
笑顔の変遷を振り返ってみます。

穏やかな笑顔
柔らかい笑顔
朗らかな笑顔
無邪気な笑顔
天真爛漫な笑顔

彼女の笑顔は少しずつ着実に輝きを増して
いったように感じられますが、これは
進化したというよりも、幅が広がった
質が変わったと私は捉えたいです。

笑顔を形作るピースは"手の動き"
"想い"であると考えます。

なんのこっちゃと思われるかもしれません
が、ここで注目してもらいたいのは
自撮り写真で魅せる可愛らしい笑顔と
多彩なポーズ
たちです。

ピース、ドヤポーズ、掌を大きく広げる、
人差し指を立てる、がお~ポーズ、
etc…

これらの手のポーズをほっぺたに当てる
通称"ほっぺぷに"は、鈴原さんの十八番
と言えるでしょう。

手の当て方を変えた発展形はいくつも
存在し、バラエティに富んでいます。
まだそんなほっぺぷにがあるのか!と
毎度驚かされっぱなし。

「ファンのみんなに喜んでほしい」
そんな思いで日々ツイートを発信して
くれていると、
鈴原さんは各所で話していますよね。

こういった手のポーズには感謝や愛、
他にもその時々の色濃い感情が込められ
ているのではないかと、私は考えます。

生放送でも大好きなきな子ちゃん、メンバー
のことを語る時、身振り手振りが急加速し、
はしゃぐようにお話する姿が何度も
見られます。

ステージでも大好きって気持ちをファンサ
に乗せて、たとえどんな遠くにいる人に
対してもしっかり届けてくれます。

想いを伝えようとする時、
彼女の笑顔は何倍にも輝きを放つんです。

つまり、彼女の内にある感情、想いを
手の動き、
ポーズによって引き出すことで、
笑顔として表現している。
そんなプロセスが働いているのではないか
と私は考えます。

想いがストレートに伝わる、
精一杯伝えようとする思いを感じ取れる
そんな所が彼女の笑顔が持つ魅力であると
個人的には感じています。

込められた感情、付随する動きの数だけ
バリエーションがある千変万化の笑顔
だからこそ、どの瞬間の笑顔にもそれぞれ
違った魅力があるんですよね。

決して垢抜けたわけではありません。
いつだって彼女は煌めいています。

自分の魅せ方を学び、表現方法を磨き上げる
ことで、その煌めきをアウトプットできる
ようになったと考えます。

そんな彼女の笑顔を、
私はこのように表現したいです。

宝石のような笑顔

宝石とは鉱物の中でも希少性、耐久性、
美しさが高いものとして定義付けられて
いるそうで、その種類は50種類ほどで
あると言われています。

自然が生み出し、地殻変動の末に人間が
見つけ出した原石を磨き上げることで
誕生する奇跡とも呼ぶべき存在です。

自然豊かな宮崎県で産まれ育ち、
夢へ向かって踏み出せない歯がゆさを
抱きながら過ごし、
それでも勇気を持って飛び込んだことで、
一般公募オーディションで見出された少女。

存在のあり方から重なって見えてしまい
ます。

また、宝石とは少し違いますが
パワーストーンというものもあったり、
石には不思議な力があるとよく言われます
よね。

鈴原希実さんの笑顔が秘めているのは
まさしく人々を笑顔にするパワー
そして、彼女は常にファンの笑顔から
パワー
をもらい成長し続けてきました。

宝石は、周りの光を取り込み屈折・分散
させることで光り輝きます。

鈴原希実さんはファンの笑顔という光を
浴びて、自らの笑顔を輝かせています。

笑顔で始まり、笑顔に辿り着く、
その先に笑顔がある。
そんな循環の果てに行き着く極地。

この時、彼女が見つけた"キラキラ”は
笑顔との融合

完全体の笑顔を手に入れた彼女は、
トップアイドルへのスターダムを一気に
駆け上がります。

3/5,6 Liella! 3rd LoveLive! Tour
     ~WE WILL!!~埼玉公演

満を持して行われた、Liella!初の
ドーム&声出しライブ。
あの熱狂は今も忘れられません。

やはりここで触れておきたいのは、
Day2公演ラストのMCですね。

"特別な存在"という秘めたる夢を軸に、
一般公募オーディションでのことを
語ってくれました。

私は小さい頃から誰かの特別な存在に
なりたいと思っていて、

皆を笑顔にできるようなアイドル
なりたいなと思っていたんですね。


(オーディション最終審査まで進んで)
私ちょっとはもしかしたら特別な存在に
なれるのかもしれないって。

大好きなラブライブのキャストになれる
のかもしれないと思って。


(オーディション会場の参加者を見て)
みんなのことを見た時に、なんか場違い
だなって思ったんです。

ここにいるべきじゃないと思って。

今回のツアーを通して、皆が特別なんだなっ
て気づいたんです。
みなさんが凄く一人一人を愛してくれて、
Liella!のメンバー一人一人が大好きって気持ち
が伝わってきて。
私は特別な存在になりたいと思って必死
で頑張ってきていたけど、

でも始めから特別な存在だと思って頂けて
いたのかなって風に、
みなさんの応援で感じたんですね。

少し自信がついたというか、自分を卑下する
ことを今日で辞めたいなって風に感じました。
(埼玉公演Day2 ラストMC抜粋)

何度も壁にぶつかり、自分と闘いながらも、
ひたすら前を見続けて進んできた鈴原さん。

特別な存在になりたい。
なれるのかもしれない。
なれないかもしれない。

迷宮回廊を進んだ先に辿り着いたのは、
始めから特別な存在であった
という気づき


ここで大事なのは意識が変化したの
ではなく、気づきを得たということ。

つまりは、過去の自分の肯定。
ようやく後ろを、辿ってきた道を、
振り返ることができたんです。

その道には、彼女が積み重ねた努力の
成果が結晶となり埋め込まれていたはず。

それを見て彼女が気づいたのは、
Liella!の、アイドルの尊さです。

すでにLiella!メンバーとしての意識を掴んで
いた彼女は、自分自身もその尊い存在で

あると自覚できたのではないかと考えます。

私がベルーナドームで見た鈴原さんの姿は、
ステージで光り輝く一番星

北海道公演で、鈴原さんはきな子感120%で
パフォーマンスしたと話していましたが、
埼玉公演では200%…
いいえそのシンクロ率はもはや計測不可能な
までの領域に達しています。

ラブライブ!優勝を果たしたきな子ちゃん
そのもの。
まさしくスーパースターでした。

その光はどんなに距離が遠くても大きく輝き、
間近で見てしまえば目がくらむほどの眩さ。
もはや双眼鏡なんぞ不要です。

ただただ彼女の輝きに目を奪われ、
涙を流しながらブレードを振っていた記憶
しかありません。

ステージや
ロッコで彼女から放たれる
眩い光を浴びたことで、私自身にとっても
鈴原希実さんは特別な存在であると、
この公演で気づきを与えられました。

この時、彼女が見つけた"キラキラ"は
アイドルとしての存在証明

Phase5 個人活動の開始


4/7   鈴原希実の週末なんしちょっと? 開始
4/12 鈴原希実のわたしの人生、
   のんフィクション 開始


Liella!の活動が一旦落ち着いた頃、
突然舞い込んできた朗報。
待ちに待った個人活動が立て続きに
決定します。

バースデー配信イベントはありましたが、
本格的な一人喋りは鈴原さんにとって初めて。
それにも関わらず繰り広げられるトーク
自然体テンポが心地よいんですよね。
私にとって癒しのひと時となっています。

これらの個人活動が始まってからの大きな
変化点として特筆すべきは、話す時の声色
です。

表現が適切か分かりませんが、もうとにかく
甘いんです。
その声には、脳内物質の分泌を促進する成分
が含まれているのではないかと思わせるほど。

非常にフレンドリーな口調も拍車をかけて、
その声は聴く人の身体に染み渡ります。

ブログやツイッターでも近い距離感
思わせる甘い言葉達が見られますが、
それがそのまま声となって届けられている
ような感覚がありますね。

そしてもうひとつ聞き逃せないのが、
一人称。

のん

いや~とんでもないですね。
語彙力を失う程に可愛らしい。

初回放送ではポロっと出ていた"のん"が、
今となってはデフォルトになっています。

また、家族とのエピソードを聞いていると、
家庭では一人称が"のん"であることを度々
伺うことができるんですよね。

これもまた、彼女なりにファンとの
距離を縮めたいという思いが溢れたものか
と思われます。


「応援してくれたら嬉しい」ではなく
「一緒に居てくれたら嬉しい」


鈴原さんらしいですよね。
先日決定したファンネーム「すずはら家」
からも、ファンへの家族愛が感じられます。

ひとつひとつ真心が込められている
鈴原希実さんの言葉が、私は大好きです。

今、彼女が見つけている"キラキラ"は
ゼロ距離で想いを届ける
発信力

鈴原希実個人としての魅力を発掘する今。
今後、Liella!の活動へどのように
フィードバックされていくのか楽しみで
仕方ありません。

まとめ



彼女が見つけたキラキラを点と捉え、
線として結んでみたいと思います。

Phase1 キャスト発表~TVアニメ2期放送前
好きを貫く覚悟(初の9人生放送)
自分らしさ(ファンミ)

Phase.2 TVアニメ2期放送開始~リリイベ前
大好きを伝える愛情表現
(リリイベ以前の生放送・振り返り上映会)

Phase.3 リリイベ~3rdライブ前
歌って踊ることの喜び(リリイベ)
想いを届けるメソッド
(リリイベ以降の生放送)

Phase4 3rdライブ開幕~千秋楽
自分がLiella!メンバーである確かな実感
(3rdライブ大阪公演)
笑顔との融合(3rdライブ東京公演)
アイドルとしての存在証明
(3rdライブ埼玉公演)

Phase5 個人活動の開始
ゼロ距離で想いを届ける発信力

まずは、成長について。

特に初期の活動を見返すと、鈴原さんは
とにかく自分の魅力を見つける、広げる
のが上手いということが見えてきます。

ファンミでの活躍はそれを顕著に物語って
ますし、その後の生放送でもメキメキと
頭角を現していく姿が見て取れるん
ですよね。

その魅力こそが、ド直球な愛情表現であり、
想いを伝えるポーズや仕草、身振り手振り
の数々。

その手数や大きさ、激しさはどんどん増して
いき、それに呼応するように笑顔の種類も
増して多種多様な煌めきを感じることが
できます。

当然、ライブパフォーマンスやファンサの
熟練度は高まるばかりで、眩い光と共に
愛を全身で伝えるオンリーワンの存在感
解き放つアイドル、特別な存在へと覚醒を
果たしました。

彼女はいつだって想いを伝えることに
前向きで臆することはしません。

ライブのMCでは、ネガティブな感情を
覆いかぶさず曝け出し、でも最後には
しっかりポジティブな言葉で締めています。

想いをはっきり伝える強さと技術、
それを裏付ける真っすぐな心がある


鈴原さんの辿ってきた成長線を見た中で、
私は改めてそう感じました。

その成長線は、比例関数のように
着実に一歩ずつ伸びていくことでしょう。


次に、Liella!メンバーとしての意識の変化。

始まりはみんなの空リリイベまで遡ると
5人のLiella!、特に伊達さゆりさんの姿に
圧倒され、その中に入ってやっていけるのか
と落ち込むこともありました。

デビュー直後のファンミでは、
"以上、Liella!でした!"の言葉に押されて
ようやく仲間に入れたような気運を感じた
ものの、いまだその意識は朧気な様子。

そしてTVアニメ二期OP&EDのリリイベで、
"私のSymphony"を歌い上げたことで、
ダメかなと感じていた自分を乗り越え、
「自分もLiella!って言ってもいいのかな」
と思えることが増えていきました

歌って踊る喜びをその身に宿し、
Liella!メンバーとしての意識を少しずつ
手に取り始めます。

3rdライブツアーは、宮城公演の"Day1"にて
ロッコからファンの盛り上がる姿や笑顔に
間近で照らされたことで、
『Liella!』の一員になれたのかな
私もここにいていいんだなって
思えるように。

さらには大阪公演、りーちゃんの問いかけに
対するファンの答えを明確に聞いたことで、
不安が少し和らいだ、緊張の糸が少し解けた
と感じることができました。

ここでLiella!メンバーとしての実感を
確かなものにしていると、私は考えます。

しかし、本文では触れませんでしたが、
埼玉公演前の彼女の意識について、
こうも語られているんです。

メンバーともどんどん関係が深まって
いますし、Liella!は自分にとってなくては
ならない存在です。
「ここにいてもいんだ」というマインドを
さらに一歩進んで、もっと自分に自信を
持てるようになりたいですね。
(スポーツ報知
ラブライブ!スーパースター!! 特別号)

もちろん埼玉公演を経て、この意識は
さらに固まったことが考えられ、
自信を高めていることでしょう。

でも、それは完璧なものではないかも
しれないんです。

ここで言いたいのは、鈴原さんが
内包する不安との闘いに完全決着は
つかず、まだ続いていくということ。

どこまでも自分と向き合っているんです。

伊達さんから見た鈴原さんの成長した部分
としても、こう語られています。

最初こそ「緊張する」と言っていましたけど、
今ではライブ直前なんて私より冷静です。
きっと、自分と向き合うのが上手
なん
でしょうね。
それに、ステージでパフォーマンスしている
ときは思い切りが良くて、すごくキラキラ
しているんですよ。
(声優グランプリ2023年4月号 インタビュー)

自分はネガティブだ、陰の者だとよく言う
鈴原さんですが、
ラジオでのお話を聞いていても、
彼女の中では常に色々な考えを巡らせて
不安や緊張を纏っていることが伺えます。

確かにネガティブな感情で心に蓋を
されてしまえば、
本来のパフォーマンスを発揮できない
こともあります。

しかしそういう燻るものがあればこそ、
自分を見つめ、足りない部分を認識
して、高める努力ができる。

こういったネガティブな感情は、
彼女の弱さであり、強さでもあると
私は考えます。


蓋をされて充満した分、
一度解き放たれてしまえば、
そこから無限の力が湧き出すんです。

まるで間欠泉のように。

その蓋を開け放つトリガーこそが、
彼女の持つ思い切りの良さ

一般公募オーディションに飛び込んだ
時から、その連鎖は始まっています。

ある意味泥臭く人間味があるからこそ、
彼女は魅力的であり、見ている人は勇気
づけられ、尊敬の眼差しを向けずには
いられないんです。

そして何より、ラジオ等で披露される
ネガティブエピソードを聞いていても、
彼女の語り口からはポジティブさ
これでもかと溢れています。
もうすでに根っからのネガティブは
脱しているんです。

彼女の意識の変化を表す線は、
さしずめ折れ線グラフのようであり、
ネガティブにポジティブに振れつつ、
それでもしっかり上向きに伸びていく
ことでしょう。

今回、私が再発見できた鈴原さんの魅力は、
弱さと強さのハイブリッド

彼女が搭載する動力源は、
人知れず静かに轟きます。


最後に、鈴原さんのこれからについて。

彼女に訪れる挑戦は、先輩になることです。
特に、鬼塚冬毬ちゃんのCVを担当する
一般公募(恐らく)のキャストさんと、
どのような関係性を築いていくのかが
注目していきたい所になります。

どんな子なんだろうという不安の声も
彼女から聞こえてくることがありますが、
きっと大丈夫。

ひたすらに自分と向き合ってきた鈴原さん
であれば、同じ境遇の後輩にも寄り添い、
手を取って導く彼女らしい先輩像を見せて
くれるのではないかと、信じています。

また、1期生の現状から予想される
鈴原さんの未来もありますね。

個人活動の発展です。

多方面に、かつ各々の特色を最大限に
活かした活動を展開している1期生
の姿を見ていると、
今年、来年にかけての2期生の活躍に
期待を寄せずにはいられません。

私が鈴原さんの特色であると感じている
部分は、想いを届ける力です。

なので、私自身は彼女のトーク番組への
出演が増えることを期待しています。

ゲーム大会をやりたいという話もある
ので、ゲーム関係のレギュラー番組が
あれば実現できないかなとか。

のんしちょっとは6月で終わってしまい
ますが、レギュラーラジオとして復活
してもらいたいとか。

言葉だけでなく文字から伝わる想いも
大好きなので、何か物書きをする
機会ができるといいなとか。
(わたのんでやると言っていたエッセイ
はどこへやら・・・)

色々と考えてしまいますね。

それともう一つ頭を過るものが
ソロアーティストデビュー。

とはいえ同じ事務所のさゆ、なぎは
アーティスト活動をしていないので、
近い未来にというのは望み薄かも
しれませんが。

私の個人的な期待はさておき、
とにかく鈴原さん自身が望む未来を
叶えて欲しい、叶えさせてあげたいと
思っています。

一人のファンとしてできることは
限られますが、すずはら家みなさんの力
で何かしら彼女の手助けができれば
素敵ですよね。